あと数日で2022年も終了します。

久しぶりに確定拠出年金で運用中の、株式(全世界インデックスメイン)の現状を調べてみました。

今年は世界的な株価暴落という状況下ではありますが、6年間で拠出した金額390万円に対して利益は190万円、約50%の利回りです。

このお金は今使うわけで無いため、本来、今の暴落相場ではもっとドーンと下げてくれた方が将来的な利益も増える。つまり、いまの含み益に意味は無いと頭では分かっていても、悪い気はしません。

銀行預金した場合と比較すると、これだけでも長期積み立ての威力はかなり優秀だと実感できますが、更に!

これは確定拠出年金(企業型)です!!

実質的金額を考えると、利回りはそんなものではありません!!!

どういうことか説明します。

私の年収ベースでは本来、所得税33%、住民税10%、健康保険料率と厚生年金保険料率15%で、合計58%の税金が掛かります。

健康保険料、厚生年金保険料は保険であって税金ではない!と言う人がいるかもしれませんが、加入・非加入の決定権や、掛金選択の自由も何も無く、強制的に徴収されている時点で紛れもなく税金です。

仮に確定拠出年金をやっていない場合、掛金総額の390万円には本来は税金がかけられ、手取総額は約164万円にまで減っていたことになります。

恐るべし!税金!!

しかし、確定拠出年金の税優遇制度を活用することで、掛金には全く税金がかからず、全額をそのまま投資することができるのです!

そう考えると、確定拠出年金制度を活用することで、本来の投資額164万円が、現在株価の580万円にまで押し上げられたことになります。つまり416万円、250%超の利回りとなっていることがわかります。

税金対策の効果ってすごいですね。。

しかも帳簿上の評価損益は約190万円にまで圧縮してもらえます。(掛金も164万円でなく、390万円で計算してもらえるため、580万円-390万円=190万円が評価損益。)

3ヶ月ほど前、職場の後輩が確定拠出年金やNISAをやっていないことを知り、私が税金対策のすごさを伝えたところ、つい先日、「確定拠出年金と積立NISAを始めました!」との報告を受けました。

彼も数年後、この税金対策のすごさを実感してくれるものと思います。

By gonta